どうも皆さんこんにちは!LUSH-COFFEEの吉田です。
本日は「東ティモールとコーヒーについて」というテーマでお話しさせていただきます。
「何故、東ティモールコーヒーの専門店なのか」
「東ティモールコーヒーの特徴とはなにか」
これらのことを知っていただければと思います。
「東ティモールに残るのはコーヒーと観光資源、農村部に残るのは…」
あくまで私の意見ですが、農村部に”主要な”所得源として残るのはコーヒー産業です。しかしコーヒーは、消費者の存在するグローバル市場と繋がり、初めてその効果を発揮します。私は現地にいる時に受けた彼等からの恩を、生産者と消費者を繋ぐ架け橋となることで返したい。そう考えたからこそ、東ティモール専門のコーヒーショップを立ち上げたのです。
東ティモールという国自体、まだまだ広く知られていないですが、日本の真南に位置する東南アジアの国です。
主要な産業は農作物で言えばコーヒーが9割近くを占め、それ以外はキャッサバなど。また天然資源では天然ガスや石油が多く産出され、これらによって国の財源が賄われています。しかし、天然資源は2025年に底を尽くと言われているのです。
将来的にコーヒー産業は、農村部の活性化だけではなく、東ティモールという国全体を振興していく可能性を持っています。LUSH-COFFEEは多くの人々に東ティモールコーヒーを楽しんでいただき、同市場を拡げることで、その可能性を顕していこうと考えているのです。
「ビターなコーヒー、フルーティーなコーヒー」
結論から言えば、東ティモールコーヒーの品質は向上しています。エリアにもよりますが、二つ特徴を挙げるとすれば以下の二つです。
「甘みの混在した重厚なビター感と雑味のないクリーンな舌触りのコーヒー」
「りんごや柑橘系を思わせる明るく、甘みを伴ったフルーティーなコーヒー」
コーヒーはカッピングという品質評価を経て、点数付けをされた後に”高評価”,”スペシャルティコーヒー”と呼ばれるものになればなるほど、明るく、甘みがあり、様々なフルーツや花などに例えられる風味が想像させられるものになります。先程紹介した特徴の前者も雑味がなく、シュガー系の甘みがあり、良いものなのですが、後者はより、品質の良いものとなっています。
これらは、標高や土壌といった環境条件はもちろん、生産者の丁寧な生産作業の賜物と言えます。従来のコーヒー観から想起される「酸っぱい」=「劣化」「不味いもの」といった先入観を捨てて、その個性や背景を思い浮かべていただけると幸いです。
今回のお話は当店LUSH-COFFEEの軸となる事柄についてのお話でした。近々東ティモールという国の魅力についても、お話ししたいなと思います。
それではまた!🐕